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「光る君へ」に捧ぐ おぎ的百人一首 その三

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 Podcastで、大河ドラマ「光る君へ」の放送後に感想をただただ語る【光る君へ日記】を配信しているおぎたま。配信後に毎回苦労しておぎちゃんが捻り出している和歌をここに記録して参ります。

115番

春過ぎて夏来たれども 一行も源氏書かずに琵琶湖で船とは
 
訳:大河が始まって春が過ぎ、もう夏が来たというのに、まだ源氏物語を一行も書かずに琵琶湖で船に乗るとはどういうこと?!

116番

今際ただ 別れ申さむとばかりを 人伝ならで 言ふよしもがな

訳:母の今際の際にただお別れを言おうと思うのだが、何とか直接伝える術はないものか。

117番

叔父上の 左府の道長 心あらば この愛し児を 守り給へよ

訳:叔父様である左大臣の道長様、あなたに人の心があるのならばこの子をどうか守ってください。

118番

会ひたさに 輿を立ちいでて 走りなば いづれも同じ 親子の笑顔

訳:会いたくて輿を立って走って行ったらよく似た笑顔の親子がいた。

119番

この度は餅も取りあえず御曹司に 不敵伊周草子ニマニマ

訳:不敵な伊周がお土産の餅も持たずに職御曹司にやってきた!定子様との美しい思い出の枕草子を取り上げてニマニマしておりますの(怒)!

120番

父はいさ 心も知らで 一の姫は 『仰せのままに』と 繰り返しける

訳:父の心配も知らないで、一の姫である彰子は「仰せのままに」と繰り返した。

121番

天の川 逢瀬を次回 飛ばし見て 『光る君へ』し 世ゝに褪せずは

訳:天の川のような逢瀬を次回は1週飛ばして見る訳ですが、『光る君へ』人気がずっと続きますように!

122番

七日夜は 都知事選にて 休めるを 雲のいづこに 『君』宿るらむ

訳:7月7日夜の放送は都知事選で放送休止ですが、雲の向こうのどこに『光る君へ』はいるのだろうか?

123番

夜もすがら 「主が責」とぞ 諭すとも げに師殿は 左府を許さじ

訳:一晩中「あなたの責任ですよ」と諭したとしてもきっと伊周は道長を許さないだろう。

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